あぁ無情の日記

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Xbox Elite Wireless Contoroller Series 2 + reWASD 5.2 + FinalFantasyXIV

reWASDがバージョン5.2にアップデートされましたので、エリコン2でも背面パドルのキーマッピングが可能になりました。FF14での設定を詳しく残しておきたいと思います。

出来ること

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通常のクロスホットバー、同時押しの拡張XHB、WXHB以外に背面パドルを押しながら動作させる第4のXHBを機能させることが出来ます(以降パドルXHBと呼びます)。

マップの上にあるのが通常XHB、マップ左右にあるのがパドルXHB、左右端にあるのがWXHBです。WXHBは2回押しの発動までに時間がかかりますし、L2R2同時押しの拡張XHBは画面上に常時出ないのでリキャスト確認が出来ません。それらの不満を解消出来る新たなXHBという位置付けですね。

使いやすさでは通常XHB>パドルXHB>拡張XHB>WXHBといった印象。

またreWASDを使うことにより連射機能も使えます。スキル発動時に長押しするだけで発動しますのでとても便利。

 

エリコン2の設定

Bluetoothで接続してあります。Xboxアクセサリアプリからの設定はとくに不要。ヘアトリガーのロック位置を三段階で調整可能ですが、一番浅い位置で止まるようにしてあります。こうすると深く押し込まなくてもXHBが使える状態になるので、楽ちんです。DualShock4に比べてトリガーが深いからXboxコンは慣れなかったのですが、これで快適。

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↓こちらは最も深い位置でロックさせる設定。ここまで押し込まないとクロスホットバーが有効になりません。

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旧エリコンではこのロック位置を変えても、ソフトウェア側でデッドゾーンの設定をしないと浅い押し込みではXHBが発動しない状態もありました(単にトリガーが機械的に止まるだけで送信される信号はそのまま)。

今回のエリコン2ではコントローラのハードウェア側でロック位置変更を認識しているようで、ロック位置を変更したらその位置が100%の出力になっています。ですのでデッドゾーン調整が必要ありません。

パドルは使わないP2,P4を外してあります。こちらを使うともっといろいろできそうですが、誤爆が怖いので。旧エリコンよりも2のほうが小さくなっているので、誤爆はしにくくはなっていますが。

 

reWASDの設定

reWASDはこちらからダウンロード出来ます。フル機能で$19.99のシェアウェアです。

旧エリコン1で設定していたものがそのままコピーされて使えるようです。

まずはMain Configurationの設定。表側の各ボタンアサインはそのままです。背面パドルの左右にキーボードのLctrl、Lshiftをアサインし、XinputボタンはUnmapしてあります。

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↓続いてShift 1です。パドル2のUse as Shift Modifierにチェックを入れ、Shift 1への切り替え用として設定。

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reWASD mappingの項目からDpadの上下左右にF1~F4キー、ABXYボタンにF6~F8をアサイン。背面パドルの左側を押している間だけ、上下左右とABXYボタンがF1~F8キーに変わるという訳です。同時に背面パドル左側には左Ctrlキーもアサインされていますから、左パドル+YボタンでCtrl+F6キーを押しているのと同じ入力がされる寸法です。

同時にUnmapオンにして、XInput信号を無効に(これをしないと同時にYボタンを押したことになる)。Turboにチェックを入れ、100に設定。これは連射間隔の設定で、数字が小さいほど高速での連射となるようです。

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続いてShift 2の設定。パドル1のUse as Shift Modifierにチェックを入れ、右パドル押下時の設定となります。

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すべてShift 1と同様の設定になります。右パドルはShiftキーを割り当てていますから、右パドルと同時に押した場合はShit+F1、というような入力になります。

Shit 3と4は通常XHB使用時の連射設定として使います。L2R2トリガーを押しているときだけ、連射モードになるわけです。L2をShift 3へのModifierボタンとして使用し、Dpad上下左右、ABXYそれぞれでTurboをオン、間隔設定は100です。

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R2トリガーも同様にShift 3のModifierに設定出来れば良いのですが、reWASDの現行の仕様上複数ボタンでShift機能を使えないので、Shift 4を使っています。設定はShift 3と完全に同じです。

 

FF14の設定

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HUDの設定から、ホットバー(クロスではなく通常の)2~5を図のように配置します。

ホットバー3,5は横一列、ホットバー2,4は6X2にして左右で重ねています。見た目をXHBっぽく見せるためにホットバー4本消費していますが、見た目を気にしなければ2本使うだけで可能なのでホットバーを節約したい方はそちらで。

キーバインド設定のホットバーからShit+F1~F8、Ctrl+F1~F8を配置した見た目通りにreWASD側の設定と合うように、設定していきます。これで左右の疑似クロスホットバーが、コントローラの左右パドルと連動して動作するようになります。左右トリガーと、左右パドルをXHB発動に使えるような感覚ですね。ただパドルのほうは疑似なので、トリガーで使う本物のクロスホットバーと違いパドルを押しても拡大したりヘルプテキスト等は出ません。

マウスでクリックして使うようなクラフターマクロなんかは左右の張り出したところ。キーバインドしていない箇所に入れたりしています。

WXHBは同時押しの拡張ホットバーと同じにすることで、リキャスト確認はWXHBから、スキル発動は同時押しの拡張XHBにから使う、というようにしています。ですので実質3本のクロスホットバーですね。

連射設定でShift 3~4を使うのではなく、パドル3~4と連動したXHBをもう2本、というのも可能だと思います。5本目のXHB、ってことになりますね。もしくはパドル3、4はDpadとABXYボタンの入れ替えに使えば、移動しながらのスキル発動がスムーズに、という使い方もありえます。

パッチ5.0からかなりスキルが整理されたため、通常XHBと、パドルによる擬似XHBの2本でほとんどのジョブで足りているのが現状です。Xboxコンの場合、DS4と違い右手でも十字キーに届きやすいため移動中のスキル発動も慣ればいけますしね。

以上、reWASDのアップデートにより、elite2がいよいよ本格稼働、の回でした。

 

 

Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2