Xbox Elite Wireless Contoroller Series 2 + reWASD 5.2 + FinalFantasyXIV
reWASDがバージョン5.2にアップデートされましたので、エリコン2でも背面パドルのキーマッピングが可能になりました。FF14での設定を詳しく残しておきたいと思います。
出来ること
通常のクロスホットバー、同時押しの拡張XHB、WXHB以外に背面パドルを押しながら動作させる第4のXHBを機能させることが出来ます(以降パドルXHBと呼びます)。
マップの上にあるのが通常XHB、マップ左右にあるのがパドルXHB、左右端にあるのがWXHBです。WXHBは2回押しの発動までに時間がかかりますし、L2R2同時押しの拡張XHBは画面上に常時出ないのでリキャスト確認が出来ません。それらの不満を解消出来る新たなXHBという位置付けですね。
使いやすさでは通常XHB>パドルXHB>拡張XHB>WXHBといった印象。
またreWASDを使うことにより連射機能も使えます。スキル発動時に長押しするだけで発動しますのでとても便利。
エリコン2の設定
Bluetoothで接続してあります。Xboxアクセサリアプリからの設定はとくに不要。ヘアトリガーのロック位置を三段階で調整可能ですが、一番浅い位置で止まるようにしてあります。こうすると深く押し込まなくてもXHBが使える状態になるので、楽ちんです。DualShock4に比べてトリガーが深いからXboxコンは慣れなかったのですが、これで快適。
↓こちらは最も深い位置でロックさせる設定。ここまで押し込まないとクロスホットバーが有効になりません。
旧エリコンではこのロック位置を変えても、ソフトウェア側でデッドゾーンの設定をしないと浅い押し込みではXHBが発動しない状態もありました(単にトリガーが機械的に止まるだけで送信される信号はそのまま)。
今回のエリコン2ではコントローラのハードウェア側でロック位置変更を認識しているようで、ロック位置を変更したらその位置が100%の出力になっています。ですのでデッドゾーン調整が必要ありません。
パドルは使わないP2,P4を外してあります。こちらを使うともっといろいろできそうですが、誤爆が怖いので。旧エリコンよりも2のほうが小さくなっているので、誤爆はしにくくはなっていますが。
reWASDの設定
reWASDはこちらからダウンロード出来ます。フル機能で$19.99のシェアウェアです。
旧エリコン1で設定していたものがそのままコピーされて使えるようです。
まずはMain Configurationの設定。表側の各ボタンアサインはそのままです。背面パドルの左右にキーボードのLctrl、Lshiftをアサインし、XinputボタンはUnmapしてあります。
↓続いてShift 1です。パドル2のUse as Shift Modifierにチェックを入れ、Shift 1への切り替え用として設定。
reWASD mappingの項目からDpadの上下左右にF1~F4キー、ABXYボタンにF6~F8をアサイン。背面パドルの左側を押している間だけ、上下左右とABXYボタンがF1~F8キーに変わるという訳です。同時に背面パドル左側には左Ctrlキーもアサインされていますから、左パドル+YボタンでCtrl+F6キーを押しているのと同じ入力がされる寸法です。
同時にUnmapオンにして、XInput信号を無効に(これをしないと同時にYボタンを押したことになる)。Turboにチェックを入れ、100に設定。これは連射間隔の設定で、数字が小さいほど高速での連射となるようです。
続いてShift 2の設定。パドル1のUse as Shift Modifierにチェックを入れ、右パドル押下時の設定となります。
すべてShift 1と同様の設定になります。右パドルはShiftキーを割り当てていますから、右パドルと同時に押した場合はShit+F1、というような入力になります。
Shit 3と4は通常XHB使用時の連射設定として使います。L2R2トリガーを押しているときだけ、連射モードになるわけです。L2をShift 3へのModifierボタンとして使用し、Dpad上下左右、ABXYそれぞれでTurboをオン、間隔設定は100です。
R2トリガーも同様にShift 3のModifierに設定出来れば良いのですが、reWASDの現行の仕様上複数ボタンでShift機能を使えないので、Shift 4を使っています。設定はShift 3と完全に同じです。
FF14の設定
HUDの設定から、ホットバー(クロスではなく通常の)2~5を図のように配置します。
ホットバー3,5は横一列、ホットバー2,4は6X2にして左右で重ねています。見た目をXHBっぽく見せるためにホットバー4本消費していますが、見た目を気にしなければ2本使うだけで可能なのでホットバーを節約したい方はそちらで。
キーバインド設定のホットバーからShit+F1~F8、Ctrl+F1~F8を配置した見た目通りにreWASD側の設定と合うように、設定していきます。これで左右の疑似クロスホットバーが、コントローラの左右パドルと連動して動作するようになります。左右トリガーと、左右パドルをXHB発動に使えるような感覚ですね。ただパドルのほうは疑似なので、トリガーで使う本物のクロスホットバーと違いパドルを押しても拡大したりヘルプテキスト等は出ません。
マウスでクリックして使うようなクラフターマクロなんかは左右の張り出したところ。キーバインドしていない箇所に入れたりしています。
WXHBは同時押しの拡張ホットバーと同じにすることで、リキャスト確認はWXHBから、スキル発動は同時押しの拡張XHBにから使う、というようにしています。ですので実質3本のクロスホットバーですね。
連射設定でShift 3~4を使うのではなく、パドル3~4と連動したXHBをもう2本、というのも可能だと思います。5本目のXHB、ってことになりますね。もしくはパドル3、4はDpadとABXYボタンの入れ替えに使えば、移動しながらのスキル発動がスムーズに、という使い方もありえます。
パッチ5.0からかなりスキルが整理されたため、通常XHBと、パドルによる擬似XHBの2本でほとんどのジョブで足りているのが現状です。Xboxコンの場合、DS4と違い右手でも十字キーに届きやすいため移動中のスキル発動も慣ればいけますしね。
以上、reWASDのアップデートにより、elite2がいよいよ本格稼働、の回でした。
FFXIV パッチ5.1ギャザクラ装備
パッチ5.1で追加された主道具・副道具・左側(腰除く)を全部揃えるために必要な素材をまとめました。
すべてNQ、霊砂は精選から入手するとして必要な通貨や素材は・・・
クラフター白貨19250、魔典3880、霊砂精選128個、伝説素材619個、バイカラージェム64個、その他採集素材109となりました。頑張ろう・・・。
Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2
開封
今年のE3で発表されて以来、絶対買うぞと決めていたエリコン2。発売日に手に入りました。
しっかりとしたケースに収められています。
接続ケーブルはUSB Type-Cに。Xbox恒例のやたら長いケーブルが付属しています。編込みで覆われているRazerなどでよく見るケーブルですね。模様は要らんのでは。
開封。今回は全体的に黒を基調としていて、落ち着いた感じになっています。
コントローラーの下側に見えるのは充電用のドッグです。
このようにケース外からType-Cケーブルを差し込めるようになっており、ケースに入れたまま充電が可能です。
ケースにはマグネットではまっているだけなので取り外し可能。机上でこのように設置して充電することが出来ます。
以前のEliteコンでは単三2本仕様だったのでエネループなどを使うか、
上記のような電池パックを別途購入する必要がありました。これ使ってたんですけど、軽い衝撃で中の接触が外れるらしく、接続切れが頻発していたんですよね。今回完全に内蔵式になっており、そういった心配は無くなりましたね。分解しないとバッテリーは取り外せない仕様なのはマイナスですが。
充電端子部分はこんな感じ。マグネットでぴったりはまってくれます。
初代 Xbox Elite コントローラーとの比較
ではここで、愛用中のエリコンに登場してもらい、比較していきます。
グリップ部分がフロントまでゴムで覆われていて、滑りにくそうです。初代エリコンは裏側にグレーのゴムパッドが巻かれていましたが、経年劣化でこのゴムが伸びてきて、浮いてくることがありました。写真の初代エリコンは一度ゴム部分交換してあります。
あとはこの手のゲームコントローラの宿命なんですが、ボタン下にあるゴムパーツが劣化し、切れてしまい、ボタンがスコスコになることがあります。初代エリコンでも一度ゴムパーツを交換しました(分解にはんだごてが必要になるので難易度高し)。
上部から。シルバーだったトリガーボタン付近がガンメタリックになり、落ち着いた印象です。L2R2トリガーに滑り止めのモールドが付きました。また、主張の激しかった緑色のSyncボタンも同色に変わっています。
背面です。グリップ部分はそのままですが、中央部分が少し薄くなったような気がします。大きさは変わりません。L2R2トリガーの調整は2段階から3段階に増えており、より浅い押し込みで底付きする設定が増えました。デジタル的な入力として使う場合はこのほうが反応が早いはずです。
注目はパドル部分で、シリーズ2では小型化しています。シリーズ2の右側に初代エリコンのパドルを付けたところ(穴の大きさや仕様は共通なので使い回し可です)。
飛び出し部分が短くなり、全体的に小型化しています。初代では机に置いた際にパッドが押した状態になり、入力が効いてしまっていることがよくありました。それが無くなっていそうです。小型化することで、プレイ中に誤爆してしまうことも少なくなりそう。
Dpadを外したところ。奥がシリーズ2です。ここも緑色が廃止されていますね。プロファイルの切り替えは初代がスライドスイッチで2プロファイルだったのが、シリーズ2ではボタン式(下のLEDがインジケータになる)で3つのプロファイルを切り替えられます。
交換式のアナログスティックは全部で6種類。初代と同数ですが、組み合わせ等に変更があります。同じ長さで中央に凹みがあるものが2種X2本、中央が盛り上がっているものが1本、長いものが1本、となっています。
背面パドルと十字キーは共通で使えますが、アナログスティックは今回テンション調整機能が追加された関係なのか、互換性がありません。長いものを2本使いたい場合はもう1個エリコン2を買いましょう(笑。
あとありがたいのが、Bluetoothに対応したこと。初代エリコンは写真にあるワイヤレスアダプタを別途購入しなければ無線接続出来ませんでしたが、今回はBluetoothで接続可です。別途アダプタは必要なし。
設定アプリについて
まずBluetooth接続でつないだところ、有線接続しアップデートをせよとのこと。有線で接続し直し、Xboxアクセサリー(初代と共通で別途インストール等は不要)から設定することが出来ました。
スティックの感度やトリガーのデッドゾーン、振動や輝度の強弱など初代と同じ設定が可能で、引き継ぎますか?という提案もご丁寧にしてくれます。
今回少し変わったのが、シフト機能が使えることです。
例えばパドルをシフト切り替えボタンに設定しておき、シフト切り替えをしている間はABXYを別ボタン(例えば上下左右などのDPad入力)に一時的に置き換えることが可能。移動しながら十字キーを使いたいときなどに使えるかも。使いこなすのに慣れが必要だと思いますが。
ただし、割当可能なボタンはXInputのボタン入力のみです。キーボード入力やマウスクリックなど、ゲームパッド以外の入力はアサイン不可です。
そしてreWSDへ
初代エリコンではreWASDというシェアウェアを使用し、パドルを使ってシフト機能を実現、FFXIVをプレイしていましたが、reWASD側がまだエリコン2に対応していない模様。Xbox Oneコントローラーとして認識されてしまい、パドルにキーを割り当てることが出来ません。アップデート待ちです。アップデートされたら詳しい設定をまた書きたいと思います。
以上、Xbox Elite ワイヤレスコントローラー シリーズ2のハードレビューでした。
↓一応Amazonのリンクを貼っておきますが、2019/11/5時点で品薄入手困難です。価格が高いマケプレのものしかないので注意してください。私がAmazonで予約購入した価格は¥16,040でした。
本格水冷のメンテナンスをする
本格水冷PCを組んでから約1年、その間メンテナンスはクーラントが減っていたので精製水を継ぎ足したくらいです。
使っている精製水はこちら。安いですし、使いやすいボトルとサイズ感なので本格水冷PCにおすすめです。
しかし、経路をよく見ると白い石灰質のものがこびりついているように見えます。クーラント全入れ替えと、ついでにパーツも少し変更しようと思います。
クーラントを抜いてみたところ。思った以上にリザーバタンクの内側や、PETGチューブにびっしりと。
メンテナンスをする
クーラントはリザーバポンプの最下部にあるドレンバルブから排出します。ケース上部のラジエターや、縦置きしているGPUブロックからは排水しにくいので、ケース全体を傾けながら、ある程度で諦めます。
フィッテングをすべて外し、チューブを取り外します。このとき、残っている水が流れてくることがあるので、タオル等でパーツに水がかからないようにガードしておく必要があります。フィッティングを外してからもラジエター内から残っている水がポタポタ落ちてくることがあるので、ティッシュ等詰めてガードしておいたおうがいいです。
GPU、CPUブロックは分解して、細かい隙間を中性洗剤とハブラシで。写真取っておらず申し訳ないですが、すぐにキレイになりました。カッパーのニッケルメッキが一部剥がれている箇所がありましたが(腐食というやつか?ラジエターが銅とアルミの混在なのが良くないのかも)、気にしない。
PETGチューブは重曹に漬け置いたりしましたが、しっかりはとれず。メラミンスポンジを小さく切って、チューブの中を前後させることでキレイにしました。後で思ったんですが、石灰分ならクエン酸とかのほうが落ちたかもですね。
これは組み直した後です。M/Bのヒートシンク~CPUブロック間のチューブはあらためて作り直しました。以前水漏れを起こした為、U字チューブは諦めたんですが、今回は強い味方がいます。
EKWB Leak Tester
こちら、EKWBのLeak Testerです。冷却水ではなく付属のエアポンプで空気圧をかけて、リークをテストします。
使い方としてはすべての経路を組んでから、排水用のバルブあたりにG1/4スレッドで接続し、Leak Testerに付属の手押しポンプを使い空気を送り込んでいきます。圧力計が緑のゾーンまで圧力をかけます。写真手前にあるバルブを閉じ(写真は閉じた状態)、15分ほど放置。圧力計の針が減少していなければリークしていません。空気圧をかけるので、ミシミシ音がしたりしますが大丈夫。
リザーバタンクの下部、一箇所Oリングを付け忘れていた箇所があり、そこから空気漏れが分かりました。助かった。
EK-D5 PWM G2 Motor (12V DC Pump Motor) - Sleeved
今回、ついでにポンプ交換と流量計の追加を行いました。こちらもEKWBのEK-D5 PWMというやつ。ThermaltakeのリザーバPacific PR22-D5 Plusにそのまま付きました。
PR22-D5付属のポンプは底面のダイヤルを回して回転数を調整するのですが、一度設置してしまうとダイヤルにアクセスするのがとても大変でした。そこで今回PWM信号でポンプ回転数を調整できるものに交換した訳です。
使用感ですが、PWM100%でPR22-D5の4段階くらいの騒音の感じ。高回転でもとても静かです。60%、3000RPMくらいに絞って運用してみることにします。
BARROW SLF-V3
動いている写真なのでわかりにくいですが、羽根が回っています。裏側にPWM信号が取り出せる3PINコネクタがあり、M/Bのファンコネクタ等に接続すると回転数を読むことが出来ます。
ROG MAXIMUS XI FORMULAにはW_FLOW headerが備わっているので、そこへ接続しておきました。
Ai Suite 3読みでポンプフル回転時11L/Mとなっていました。1分間に11リットルの流量、という意味だと思います。羽根の回転速度だけなので本当かどうか分かりませんが。ポンプ回転数を落とすと流量も連動して落ちていくので、ちゃんと動作していることは分かりました。
水温に応じてポンプとファンの回転数を制御したかったんですが、ポンプ回転数は温度ソースに水温を選べない様子(どうやらCPU温度固定かも)。パフォーマンスに影響の出ないできるだけ低い回転数での運用を探っていくようにします。
すすぎの為に精製水のみをいったん充填し、1時間ほど回しました。すべて排水してからクーラントを投入。1.5Lくらい使います。無事、トラブルなく動くことが確認出来ました。
毎日少しづつ汚れが溜まっていくので気付きにくいですが、想像以上に汚れていました。購入当初の輝きを取り戻した感じです。以上、本格水冷PCをメンテナンスするでした。
Thermaltake Pacific Lumi Plus 上位互換のLEDストリップを作成する
LEDストリップが壊れたかも
今日は自作PC内に設置してあるLEDストリップの話です。
ThermaltakeのこれをTT Sync Controllerに接続して使っています。
ストリップのうち1本、その中の4個のLEDが断線なのか何なのか、時々光らなくなってしまいます。新しいのを買おうと思いましたが、いかんせん高い。(Amazon価格で\7500くらい)
代替品を買う
そこで代替品として、Aliexpressで以下のLEDストリップを購入しました。
1mあたりのLED数が60個あるので、Lumi PlusよりもLED個数が倍近くに増えます。もちろん同等の間隔のストリップも選べます。そちらはもっと安い。5mは要らなかったですが、TV裏とかデスク裏に貼り付けて、などいろいろ使えそうではあります。その場合はACアダプタやコントローラが必要になりますが。
下がPacific Lumi PlusのLEDストリップです。LED個数が少ないですが、その分、間にマグネットが仕込まれています。
また、コネクタを作成するために秋月電子さんにて以下のものを購入。
接続ケーブルを作成するための導線およびQIコネクタハウジング5*2、収縮チューブ、スリーブなどはAmazonで以前購入したものから流用です。
コネクタをはんだ付け
まずは使いたい長さにLEDストリップを切断し、コネクタ部分を覆っている透明の防水樹脂部分をカッターナイフ等で切除しておきます。防水加工のないLEDストリップであればこの作業は不要。このとき、LEDストリップの向きに注意してください。LEDのコマそれぞれの右側に△のマークが見えますが、これが電流の流れを示しています。上流側を接続しないと光りません。
露出した端子部分に、丸ピンICソケット連結用4Pをはんだ付けします。写真はテスト用にLED球1個で試したものです。先にLEDストリップ側にはんだを少量乗せておき、その上に端子をのせて、さらにはんだを盛ってサンドする感じでうまくいくと思います。
熱収縮チューブをかぶせてはんだ付け部分を保護。
100円ショップで購入したマグネットテープを貼り付ければ完成。幅がちょうど1cmのものがあったので、ぴったりでした。
代替品として
テスターでショートしていないかどうか確認後、Pacific Lumi Plus付属の接続ケーブルに取り付けます。無事に点灯することが確認できました。
ラジエターにマグネットで張り付いてくれています。
接続ケーブルの自作
ここまでで壊れたLumi Plus LEDストリップを置き換えることは出来たのですが、接続ケーブルも自作してみます。
LEDストリップ側はこんな感じです。丸ピンICソケットの4pinそれぞれ導線をはんだ付けし、収縮チューブを被せました。導線はスリーブケーブルでまとめてあります。
コントローラー側はこちら。5*2のQIコネクタに接続。向きを間違えないよう、白くマーキングしてあります。本物はUSB2.0の内部コネクタと同様の9pin仕様のものですが、これでも接続可能です。USB2.0仕様の、1箇所が埋まっていて向きを間違えないようになっているコネクタってどこで売ってるんですかね。
配線はこのようにつなぎます。LED側も極性がありますので、間違えないようにマーキング等しておきます。
完成
普段は白一色とかで固定しているのでここまで下品な感じではないですが、ちょっとやりすぎですね。スーパー玉出。
TT Sync Contorollerが2,000円ちょっと、LEDがストリップが1mで1,000円しないので、もし工具や配線材料、コネクタ等がすでにあるのであれば、自作するのも選択肢の一つとしてアリかと思います。Lumi Plusを購入するよりも半額くらいで、LED球数が多く、ケースサイズにぴったりなLEDストリップが作成できます。
他社のコントローラでも可能だとは思いますが、LEDストリップ側が3pinなどのものもあり、それぞれの方式に合わせたLEDストリップ選びが必要です。
以上、LEDストリップを自作する、でした。
電源ケーブルをスリーブ化する
必要な資材をリストアップする
PSU側コネクタ(Thermaltake Toughpower iRGB PLUS 850W Platinum)
デバイス側コネクタ
- 24-pin ATX *1 (M/Bへ。ATXメイン電源)
- 8-pin ATX/EPS *1 (M/Bへ。CPU補助電源)
- 4-pin ATX *1 (M/Bへ。CPU補助電源)
- 8-pin PCI-E *2 (GPUへ。ATX8pinとは微妙に異なるので注意)
- FAT4 Molex Male *1 (ポンプ用)
- SATA電源スルー *2 (ファンコン用)
ワイヤ、スリーブ
- 17-AWG HOOK-UP WIRE SILVER 40m
- Blackest-Black Cable Sleeve XTC 30m
- TITANIUM-GREY CABLE SLEEVE XTC 10m
すべてMDPC-Xさんにて購入しました。送料も入れて全部で14000円くらいでしょうか。注文してから1週間くらいで到着です。ドイツからですが早いですね。Aliexpressより全然早い。
それ以外に、工具、テスターや熱収縮チューブもAmazonで購入。
テスターは電源ごとに異なるピンアサインを調べるのに使えます。また、完成したケーブルの導通試験にも。ATX電源テスタも購入しておくと、完成したケーブルが正しく動作するかテスト出来て便利です。
圧着工具はこの2つを購入してみましたが、ATXのpピン圧倒的にアイウィスのラチェット式のほうが使いやすかったです。被覆部分と芯線部分の2箇所を同時にかしめることが出来、作業効率が高いですし、端子に当たる部分が広くてしっかりかしめてくれます。安いので不安でしたが、良いものでした。
他にケーブルコームやピン抜き工具なども。ピン抜き工具は精度がイマイチですので、molex純正などのほうが良いと思います。自分は完全に新規で作成するためにピンを抜く場面がほぼなかったので、安いので我慢しました。
ピンアサインを調べる
テスターを使用して、PSU付属のケーブルのピン一つひとつがどこに接続されているか調べます。
Thermaltake Toughpower iRGB PLUS 850W Platinumでは上記のような配置になっているようです。
あとは必要な長さを切り出して、熱収縮チューブをかぶせて炙り、スリーブをとめていくだけ。いろんなブログで方法は出てますのでここでは省略。
上は成功、下は失敗。
もう一つ太いAWGのものでも良かったかな、と思いました。Aliでも似たようなスリーブや電線、コネクタピンを売っていますが、品質はピンキリという感じ。スリーブは結構品質差がありますのでMDPC-Xがおすすめ。その他はAliでも全然いけるんじゃないかな、という感じでした。
Molex4ピンと、SATA電源ケーブルをPSUの同じコネクタから分岐して作ってみました。スリーブの色がイマイチなのと、熱収縮チューブ部分がダサいので作り直したい。SATAは5本、Molexは4本ケーブルが入っています。ピンアサイン的に交差する箇所があるので注意。同じコネクタから分岐させていますが問題なく動きます。ケース内がスッキリ。
以上、スリーブ化する、でした。
NIVIDIA公式ストアからRTX2080Ti Founders Editionを購入する
日本国内では入手することが難しい、NVIDIAのFoundersEditionですが、今回公式ストアで購入し個人輸入しました。少し前になりますが、どれくらいの期間で届くか参考になれば、と思い時系列(日本時間)でまとめておきます。
公式ストアでの販売を待つ
2018年8月21日、ドイツのgamescom2018に合わせてGeForce RTX 2080 Tiが発表されました。この日より、争奪戦が始まります。
NowInStock.netというサイトで、米国ECサイトの在庫状況を監視します。
NVIDIA RTX 2080 Ti Series In Stock Tracker - NowInStock.net
サイトに登録すると、ブラウザ通知とメール通知で購入可能になり次第、通知がくるように設定できます。水冷化を前提としていたので、リファレンス基盤を採用しているモデルを調べ、登録しておきました。FEか、EVGAか、という感じで待ち構えていました。発表直後の初回出荷分は間に合いませんでした。
2018年10月18日 AM6:15、公式ストアでの在庫あり通知が届きました。
NIVIDIAオフィシャルショップで購入
10月18日 AM7:00、NVIDIA公式ストアにて購入。日本へは直送してくれないので、転送サービスの住所で登録しました(後述)。送料込\142,262で購入。発送方法は無料と有料のFedex($23.14)を選択出来ますが、早く欲しかったのでFedexを選択。
転送サービス-スピアネットを利用
NIVIDIA購入前にあらかじめ登録しておきました。Myページに表示される住所をメモしておきます。(オレゴン州ポートランドの住所でした)
メモした住所を使って、NIVIDIA購入時の配送先として使います。
NIVIDIAから発送、到着まで
10月19日 AM8:28、NVIDIA公式より発送通知。
スピアネットのマイページから転送依頼を作成します。NIVIDIAから連絡がきたトラッキングナンバーが必要になります。
10月23日 AM3:22、スピアネットへ到着。(Fedexから通知)
10月23日 AM5:41、スピアネットより決済案内。送料:$36、転送手数料:$9、合計:$45、日本円で\5,161を支払いました。
10月24日 AM6:21、スピアネットより日本へ発送完了のお知らせ。発送方法はいくつか選択が可能でしたが、ヤマト運輸を選択。
10月27日 AM10:52、日本国内に到着。
10月28日 AM12:00、輸入許可、通関を通過。
10月29日 AM12:20、到着。通関手数料\6,300を、ヤマトのドライバーさんに支払い。
まとめ
NVIDIAの発送から到着まで、約10日間でした。価格はレートによりますが、合計で\153,723となりました。いま(2018/12/20)の段階だと日本AmazonのASUSブロワーファンのモデル(リファレンス基盤)が15万4千円で買えますので、価格的なメリットはほぼないです。どうしてもNIVIDIAのFoundersEditionが欲しい、国内で入手困難な時期に欲しい、という状況なら選択肢に入るかな、と思います。手間は大きいですが。