Thermaltake Pacific Lumi Plus 上位互換のLEDストリップを作成する
LEDストリップが壊れたかも
今日は自作PC内に設置してあるLEDストリップの話です。
ThermaltakeのこれをTT Sync Controllerに接続して使っています。
ストリップのうち1本、その中の4個のLEDが断線なのか何なのか、時々光らなくなってしまいます。新しいのを買おうと思いましたが、いかんせん高い。(Amazon価格で\7500くらい)
代替品を買う
そこで代替品として、Aliexpressで以下のLEDストリップを購入しました。
1mあたりのLED数が60個あるので、Lumi PlusよりもLED個数が倍近くに増えます。もちろん同等の間隔のストリップも選べます。そちらはもっと安い。5mは要らなかったですが、TV裏とかデスク裏に貼り付けて、などいろいろ使えそうではあります。その場合はACアダプタやコントローラが必要になりますが。
下がPacific Lumi PlusのLEDストリップです。LED個数が少ないですが、その分、間にマグネットが仕込まれています。
また、コネクタを作成するために秋月電子さんにて以下のものを購入。
接続ケーブルを作成するための導線およびQIコネクタハウジング5*2、収縮チューブ、スリーブなどはAmazonで以前購入したものから流用です。
コネクタをはんだ付け
まずは使いたい長さにLEDストリップを切断し、コネクタ部分を覆っている透明の防水樹脂部分をカッターナイフ等で切除しておきます。防水加工のないLEDストリップであればこの作業は不要。このとき、LEDストリップの向きに注意してください。LEDのコマそれぞれの右側に△のマークが見えますが、これが電流の流れを示しています。上流側を接続しないと光りません。
露出した端子部分に、丸ピンICソケット連結用4Pをはんだ付けします。写真はテスト用にLED球1個で試したものです。先にLEDストリップ側にはんだを少量乗せておき、その上に端子をのせて、さらにはんだを盛ってサンドする感じでうまくいくと思います。
熱収縮チューブをかぶせてはんだ付け部分を保護。
100円ショップで購入したマグネットテープを貼り付ければ完成。幅がちょうど1cmのものがあったので、ぴったりでした。
代替品として
テスターでショートしていないかどうか確認後、Pacific Lumi Plus付属の接続ケーブルに取り付けます。無事に点灯することが確認できました。
ラジエターにマグネットで張り付いてくれています。
接続ケーブルの自作
ここまでで壊れたLumi Plus LEDストリップを置き換えることは出来たのですが、接続ケーブルも自作してみます。
LEDストリップ側はこんな感じです。丸ピンICソケットの4pinそれぞれ導線をはんだ付けし、収縮チューブを被せました。導線はスリーブケーブルでまとめてあります。
コントローラー側はこちら。5*2のQIコネクタに接続。向きを間違えないよう、白くマーキングしてあります。本物はUSB2.0の内部コネクタと同様の9pin仕様のものですが、これでも接続可能です。USB2.0仕様の、1箇所が埋まっていて向きを間違えないようになっているコネクタってどこで売ってるんですかね。
配線はこのようにつなぎます。LED側も極性がありますので、間違えないようにマーキング等しておきます。
完成
普段は白一色とかで固定しているのでここまで下品な感じではないですが、ちょっとやりすぎですね。スーパー玉出。
TT Sync Contorollerが2,000円ちょっと、LEDがストリップが1mで1,000円しないので、もし工具や配線材料、コネクタ等がすでにあるのであれば、自作するのも選択肢の一つとしてアリかと思います。Lumi Plusを購入するよりも半額くらいで、LED球数が多く、ケースサイズにぴったりなLEDストリップが作成できます。
他社のコントローラでも可能だとは思いますが、LEDストリップ側が3pinなどのものもあり、それぞれの方式に合わせたLEDストリップ選びが必要です。
以上、LEDストリップを自作する、でした。