電源ケーブルをスリーブ化する
必要な資材をリストアップする
PSU側コネクタ(Thermaltake Toughpower iRGB PLUS 850W Platinum)
デバイス側コネクタ
- 24-pin ATX *1 (M/Bへ。ATXメイン電源)
- 8-pin ATX/EPS *1 (M/Bへ。CPU補助電源)
- 4-pin ATX *1 (M/Bへ。CPU補助電源)
- 8-pin PCI-E *2 (GPUへ。ATX8pinとは微妙に異なるので注意)
- FAT4 Molex Male *1 (ポンプ用)
- SATA電源スルー *2 (ファンコン用)
ワイヤ、スリーブ
- 17-AWG HOOK-UP WIRE SILVER 40m
- Blackest-Black Cable Sleeve XTC 30m
- TITANIUM-GREY CABLE SLEEVE XTC 10m
すべてMDPC-Xさんにて購入しました。送料も入れて全部で14000円くらいでしょうか。注文してから1週間くらいで到着です。ドイツからですが早いですね。Aliexpressより全然早い。
それ以外に、工具、テスターや熱収縮チューブもAmazonで購入。
テスターは電源ごとに異なるピンアサインを調べるのに使えます。また、完成したケーブルの導通試験にも。ATX電源テスタも購入しておくと、完成したケーブルが正しく動作するかテスト出来て便利です。
圧着工具はこの2つを購入してみましたが、ATXのpピン圧倒的にアイウィスのラチェット式のほうが使いやすかったです。被覆部分と芯線部分の2箇所を同時にかしめることが出来、作業効率が高いですし、端子に当たる部分が広くてしっかりかしめてくれます。安いので不安でしたが、良いものでした。
他にケーブルコームやピン抜き工具なども。ピン抜き工具は精度がイマイチですので、molex純正などのほうが良いと思います。自分は完全に新規で作成するためにピンを抜く場面がほぼなかったので、安いので我慢しました。
ピンアサインを調べる
テスターを使用して、PSU付属のケーブルのピン一つひとつがどこに接続されているか調べます。
Thermaltake Toughpower iRGB PLUS 850W Platinumでは上記のような配置になっているようです。
あとは必要な長さを切り出して、熱収縮チューブをかぶせて炙り、スリーブをとめていくだけ。いろんなブログで方法は出てますのでここでは省略。
上は成功、下は失敗。
もう一つ太いAWGのものでも良かったかな、と思いました。Aliでも似たようなスリーブや電線、コネクタピンを売っていますが、品質はピンキリという感じ。スリーブは結構品質差がありますのでMDPC-Xがおすすめ。その他はAliでも全然いけるんじゃないかな、という感じでした。
Molex4ピンと、SATA電源ケーブルをPSUの同じコネクタから分岐して作ってみました。スリーブの色がイマイチなのと、熱収縮チューブ部分がダサいので作り直したい。SATAは5本、Molexは4本ケーブルが入っています。ピンアサイン的に交差する箇所があるので注意。同じコネクタから分岐させていますが問題なく動きます。ケース内がスッキリ。
以上、スリーブ化する、でした。