ASUS Aura SyncからThermaltake製品を使う
前回紹介したTT Sync Contorollerは、ファン制御をマザーボードから制御できるだけでなく、LED制御もマザーボードから行うことが出来ます。但し、TT RGB Plusからの制御は排他利用となります。(USB接続でThermaltakeのRGBコントローラーから制御するか、TT SyncのRGBヘッダ接続でマザーボードから制御するか)
TT Sync Contorollerの注意点
ほとんどのRGB Plusデバイスが接続可能ですが、接続する際にいくつか注意点があります。
1.使うポートは1番から順に埋める
どのRGB Plusデバイスを接続する場合でも、各面の1番ポート(ドットのモールドがついている)から接続していく必要があります。
2.Lumi Plusは後ろのポートを使う
Lumi PlusとRiing Plus Fanは特別扱いが必要で、Lumi Plusを混在させて接続する場合、2番ポート以降に接続する必要があります。
3.Riing Plus Fanは1番ポートを使う
Lumi Plusとは逆に、Riing Plus Fanは若いポートから使う必要があります。PWM信号を扱うのでその関係と思います。
Thermaltake Pacific Lumi Plusを追加
アドレサブルLEDのストリップ3本セットです。この製品の特徴は通常の3pinLEDヘッダではなく、Thermaltake製品共通の9pinコネクタを使うところです。LED数の上限が気になった(ASUS MAXIMUS XI FORMULAのLEDヘッダ上限は120個)ので、カウントしてみました。
問題なさそうです。
いろいろ接続する箇所を変更しながら試してみましたが、結果的に以下のような接続ですべて点灯、マザーボードから制御することが出来ました。
いろいろと接続する場所を変更しながら、LEDストリップはTT Sync Contorollerの3面すべて使い1番のコネクタに接続したときに、うまく全部光るようになりました。これは環境や組み合わせによって変わると思うので、上手く光らない場合は接続場所をいろいろ変えて試してみることをおすすめします。
ASUS Aura Sync
GPU水冷ブロックのEK Vectorはアドレサブルではなく通常のRGBLEDなので、これだけは直接マザーボードのRGBヘッダーに接続してあります。また、電源のファンもThermaltakeで光るのですが、これはTT Syncに接続していません(つながる、という話もありますが)。M/BのUSB2.0ヘッダーに接続してあります。
Aura Syncから光り方を制御して、同期することが出来ました!
モードをレインボーにすると、なめらかに切り替わるのではなく「引っ掛かり」のようなものがあります。デバイスを減らしたり、電源周りを見直したりなど、切り分けが必要な状況ですが、いったんここまで。